キャラクター
小説”深緑”の登場人物
【 主人公達 】
【 仲間 】
辞書
用語
深緑
しんりょく
1・アンドロイドの身体を循環する水。血液。
半透明の緑色をしている。
搭載されたアンドロイドは人の瞳を見つめる事で、網膜に情報を焼き付けて読み込み、相手が頭の中で思った事を感知して動くようになる。
2・霊薬。【架空の薬】
湾岸地区(A街、R街等)に伝わる昔話に出てくる不老不死をもたらす薬。
使えば死者は蘇り、あらゆる病や怪我は治るという。
アンドロイド
あんどろいど
人造人間。人間を模した機械に人工知能(AI)を搭載したもの。
生体プログラム
せいたいぷろぐらむ
人の身体を本体(ハード)に見立て、生活する上で便利な機能をプログラム化して直接人体に打ち込んだもの。エネルギーは体の生命力(使うと空腹を引きおこす)。
多様化しており、プログラムは随時開発更新されている。許容量を超えて打つと重大なペナルティが起きる。
民間で秘密裏に使用されている(政府不許可)。
使用者は目の前に『光の文字』が現れる。眼球の動きでもって文字を操作し、作成した文言により命令が完成・実行される。光の文字は本人にしか見えず、プログラム操作中は無防備になる。(はたから見るとぼーっとしてる人)
《種類》
通信系
・テレフォシー(思念通話)・・頭で念じると、同様にプログラムを入れた相手と接続し会話ができる。使用は意識がある時に限る。
・レター箱(思念受信)・・頭で念じると、同様にプログラムを入れた相手に文字による短文を送る事ができる。
障害除去系
・ライト(視野拡張)・・視覚(明度)を自動で見やすく調整する。
便利系
・同時翻訳
*人間がケータイ電話と一体化しているようなイメージ。
テレフォシー=
テレフォン(電話)+テレパシー(思念伝達)
画像化禁止法
がぞうかきんしほう
画像媒体(映像・絵・看板等)の所持、作成、掲示を禁止する法律。
十数年前に施行された。
世界
A街
エーストリート
中央海の湾岸に立ち並ぶ工業地帯。 人口7000人。 住人の多くは工場に住み込みで働く労働者。 雲が厚く昼間は太陽が見えない。強い海風が吹き寒い。 対岸にあるB街へ定期船が細々と行き来するが街の活気には結びつかず、さびれた港町という雰囲気。 「画像化禁止法」により看板や映像、華美な照明が禁止されているため街全体が暗い。 住居や地面はコンクリート製でぼろぼろに朽ちている。土がないせいか植物が育たない。 一方次々と新しく工場が建造され、夜も稼働しオレンジや緑の光が闇を照らす。立ち上る煙も途切れる事はない。
【スポット】 ◆「うみねこの宴」 -7丁目220番地 労働者が一杯やるバー。安価。17:00~翌3:00まで営業。 ◆「236工場跡地」 -7丁目224番地 アンドロイドの部品を製造していたが廃工となった。奇妙な光や声の噂が立った。 ◆「244工場」"通称”ガーデン -7丁目232番地 アリオン達が住み込みで働く工場。飛行機械の部品を製造している。広大な敷地で様々な部品を扱うことから「庭」の愛称が付いた。